【更年期相談】右手の人差し指と中指が曲がって来ました。時々指先の痛みもあります
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ご相談内容
めぐ様(63歳)
右手の人差し指と中指が曲がって来ました。時々指先の痛みもあります。更年期で女性ホルモンの減少が理由としてあるようです。そのため、いろいろ調べているのですが、大豆イソフラボンの効果はどうなのでしょうか?
回答
めぐさん、こんにちは。輝きプロジェクト事務局の右田です。
このたびは、ご相談をお寄せいただきありがとうございました!
右手の人差し指と中指が曲がってきたとのこと。時々指先の痛みもあるとのことで、家事やお仕事など、日常生活でも大変お困りではないかと心配いたしております。
40代以降、女性の体はホルモンバランスが大きくゆらぐ影響を受けて心身に様々な不調が現れることが知られており、手のしびれや痛みも多くあがるお悩みの一つでもあります。
その一方で、更年期障害の診断は「除外診断」といって、他に大きな病気はなさそうだと判断できた場合に、更年期症状の可能性が高いと考えます。
そこまずは一度、めぐさんのお悩みの症状の原因を知るために、専門である手外科の受診をおすすめしたいと思います。
専門医を探される際のご参考といたしまして、一般社団法人日本手外科学会ホームページ内の「手外科専門医名簿」をご紹介いたします。お住まいの地域ごとの医療機関をご検索いただくことができますので、ご参考ください。
また、大豆イソフラボンの効果についてご質問をいただきましたが、めぐさんの不調の原因が、女性ホルモンの減少に起因するものである場合には、似た働きをする大豆イソフラボン(ゲニステイン)を摂取することで、一定の症状緩和に役立つことが期待できます。
【参考記事】更年期のしびれ、原因と対策
受診をされた結果、めぐさんの不調の原因が女性ホルモンの減少に起因するものであった際には、一度お試しいただくのも良いかもしれません。
大豆イソフラボンは豆腐、納豆、豆乳などの大豆製品から摂ることができます。一日の摂取目安量の上限、70~75mgを目安に日々、下記を組み合わせながらコツコツと摂ることがおすすめです!
大豆イソフラボンを多く含む食品とイソフラボン量
●豆腐1/3丁(100g)で約20mg
●納豆1パック(50g)で約37mg
●豆乳コップ1杯(200ml)で約50mg
また、一定量の大豆食品を毎日食べることが大変な場合には、サプリメントを活用されるのも良いと思います。
【参考記事】更年期サプリメント、私に最適なのはどれ?
めぐさんが悩まれている不調が一日も早く緩和するよう、スタッフ一同心より願っております!またいつでもご相談、ご感想をお待ちしております。
<この記事を監修いただいた先生>

右田 尚子
キッコーマンニュートリケア・ジャパン(株)営業部所属 お客様担当
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