更年期の手のしびれを大豆で改善【体験談】
オカモモ(47歳)
ある日突然始まった、朝起きたときの「手のしびれ」。それと同時期に、片側だけ、右脚にも違和感を覚えるようになりました。今までと生活は変わっていないのに、何が原因…?レディースクリニックで「更年期に足を突っ込んでいる」と診断され、食生活を変えた結果、しびれにも変化が!?
生活は何も変わっていないのに、ある朝突然現れた「手のしびれ」
45歳になった頃から、朝起きると突然手がしびれるようになりました。両手がしびれることもあれば、片手だけのときもあって、5~10分ほどすると治ります。肘を伸ばした状態で寝るようにすると少しマシな気がして、寝るときは意識するものの、寝ている間にいつのまにか曲げてしまい、また朝しびれてしまう…なんてことも多々。
しびれといえば脳の病気の前兆の可能性も?と不安に思い、健康診断のときに医師に聞いてみると、「30分以内にしびれが治るなら問題ないですよ」とのこと。緊急性はなさそうと少し安心したものの、今までと生活は何も変わってないのに、何が原因で起きているのか、もやもやした気持ちのままやり過ごしていました。
右脚にも軽いしびれが出てきて、将来が不安に
手のしびれと同じ頃に、これまた突然現れたのが「右脚の違和感」。右の股関節が痛くなり、右脚全体が軽くしびれたようにピリピリするんです。日によってしびれの強さは違いますが、ひどいときは歩く際に右脚に重心がかけられず、ガクガクしながら歩くことも。
10年以上前にジムで股関節の歪みを指摘され、日課にしてきた股関節のストレッチや体操を行うときも、脚が痛くて広げられないのです。
思い返せば、妊娠中に坐骨神経痛になるなど、骨盤まわりには悩みが多く、このままだと将来は杖生活…?と不安になりました。 調べていくうちに、しびれや関節の痛みは更年期症状として出ることがあると分かり、私の場合もそのひとつなのかもと思うようになりました。
「更年期に足を突っ込んでいる」と診断され、始めたもの
実はこれらの症状が出る前年、体調が良くなかった日に、のぼせ・発汗・頭痛・腹痛・倦怠感が一気に出たことがありました。腹痛以外は1日で治ったものの、「もしや、これは更年期症状の始まり…?」と気になって、レディースクリニックを受診したのです。血液検査をすると、女性ホルモンの値が低下しており、「更年期に足を突っ込んでいる」との診断が…。言われてみれば、生理が月2回来ることもあるほど周期が短くなっていたり、抜け毛や動悸の症状が出たりと、更年期突入の兆候はありました。
それ以来、大豆製品を意識して食べて、更年期症状に良いといわれる大豆イソフラボンを摂るように。豆乳はケース買いして毎朝飲み、きなこも毎日ヨーグルトにかけて食べ、豆腐や納豆も冷蔵庫に常備。
この大豆生活の積み重ねなのか、しびれが出るようになって1年ほど経った頃、急に脚の症状がなくなり、元に戻ったのです。手のしびれの頻度も以前より減ってきました。
更年期を迎え、体は確実にケアが必要になってきている
気持ちの上では30代と変わらないつもりでいても、40代半ばを過ぎてから、体は確実にいろいろなケアが必要になってきていると実感する今。
とはいえ、高齢で2人を出産してからは仕事と子育てで怒涛の毎日。夫は家事をかなり分担してくれてはいるものの、自分の時間は子どもが寝た後の1~2時間程度。そのときにテレビ鑑賞や週末のワインでリラックスする時間をつくったり、ながら筋トレやヨガで体のケアをしたり。更年期症状や老化予防にいいと知ったものは、できる範囲で試すようにしているので、毎日行うことが目白押しです。
それでも、20~30代でエクササイズにハマり、手をかけてあげれば体は応えてくれることを体感した私。更年期のケアも続けていくうちに症状の出方が変わってくると信じて、地道に取り組んでいます。
オカモモ(47歳)
夫と小学生、保育園生の4人家族。週末のワインを楽しみに、フルタイムの仕事に励んでいる。44歳頃から更年期症状がぽつぽつ出始める。
<ワタシのセルフケア>大豆製品やサプリを摂る、運動を地道に続ける、アロマでリラックス
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更年期症状を改善したい方にはゲニステイン成分が入っているサプリがおすすめ!
大豆製品に含まれるイソフラボンを摂取することで、更年期症状を和らげることが期待できます。
補助的にサプリメントを活用したい場合は、イソフラボンアグリコンのなかでも「ゲニステイン」という成分が入っているものがおすすめです。ゲニステインは女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするため、女性ホルモンの減少によって生じる更年期障害の改善に役立ちます。
不眠やめまい、頭痛、イライラ、疲労感などの更年期症状でお悩みの方は、ゲニステインを含むサプリメントを摂取するとよいでしょう。